どーも!
THE CLINICの村田です。
本日は、最近、いやちょっと前から話題となっているBIA-ALCL(ブレスト・インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫)についてちょっとだけ
突然ですが、BIA-ALCL(ブレスト・インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫)てご存知ですか??
乳房再建術または豊胸術でブレスト・インプラント(ゲル充填人工乳房など)を挿入された方に生じる、インプラント周囲の被膜組織から発生する悪性腫瘍です。
非常に稀で国内発生もまだ1例しか報告がありません。(世界的には1/3000〜1/30000と発生頻度はまちまち)
ですが、2019年7月24日に米国FDAの要請でアラガン社が、日本で保険適用となっているテクスチャードタイプのエキスパンダーおよびインプラントを自主回収、販売停止をしたことで話題となりました。
別に不安を煽るつもりはありません
私が属している日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)からも、FDAを始め諸外国もインプラントの予防的摘出は推奨していないと通達もありました。
ですが、そのインプラント、何年前に挿入されました
*インプラントの耐久期間はおよそ10年(前のブログ参照)
*BIA-ALCLの挿入から診断までの期間は、平均9年
ということを加味して考えると、もしかしたらインプレントの取り出しを考慮してもいい時期かもしれませんね
もちろん、インプレント摘出後は、取り出して無くなった分のボリュームを安心・安全な自己脂肪細胞のコンデンスリッチ脂肪豊胸でカバーできます
少し長くなってしまいました
ではこの辺で