どーも!
THE CLINICの村田です。
本日ご紹介するゲストは、他院での脂肪豊胸後のしこりにお悩みでした。
20年ほど前に他院で脂肪豊胸を受け『しこり』となり、不安で乳腺外科を受診するも良性だから大丈夫と言われたとのことでした。
保険診療では、良性だから大丈夫と言われるというのは、よく聞くエピソードです。
良性でもバストに硬い『しこり』が触れれば、大丈夫ではないですし、不安ですよね!
当院では、まずエコー診察を行い治療方針を決定します。
今回のゲストは、エコー上、乳腺下に充実性の硬い4㎝×2㎝大の大きなしこりがあったため、切開での除去の方針としました。通常は傷が目立たないように、乳輪切開で行っています。
では、早速見ていきましょう!
まずは正面、
正面ではわかりづらいですが、丸で囲った部分(AC領域)にしこりがあります。
次に側面、
側面では、AC領域(乳輪上部)に突出した『しこり』が分かるかと思います。これも、丸で囲ってみました。
除去後です。矢印の部分、乳輪切開で除去しました。
最後に丁寧に縫合して終了となります。
脂肪豊胸後の『しこり』の原因は、
①注入方法、②注入量の見極め、③脂肪の質
つまり、ドクターの手技・技量に原因があります。
せっかく脂肪豊胸するのですから、技術力のあるクリニック選びも大切ですね!!
脂肪豊胸後のしこりについては、こちら。 https://www.theclinic.jp/contents/breast_tumour/